スレばかり

マルタウグイ57㎝ 3月28日(火)
 多摩川への先週と同じポイントへマルタ釣りに行く。
 6時頃釣場に着くと誰もいない。
 先週来た時よりも水量が増え、流れが速くなっていた。マルタウグイらしき魚が時折姿を見せている。
 釣り準備を始めていると、前回先行者として来ていた人が来る。ほどなくして、ルアーを持った人も現れる。
 
ウグイ42㎝ 一番いいポイントに入り、上流にはルアーマンが、下流には前回の方が入り、釣りを始める。
 主に新しく作った白のフライを使う。シンクティップは、タイプ1からクイックダイバーのライトに変える。
 コツコツとあたりはあるが、乗らない。フッキングしてもすぐにばれてしまう。3度目のあたりで、頭にフライがかかったマルタウグイをランディングする。
 群れがいるであろうあたりにフライを流し込み、また引いてを繰り返すと、ほとんど引いた瞬間にあたりがある。あたってもすぐにばれることが多く、鈎先にウロコがついてきたりする。
 口にかかっているのが2回だけあったが、それは流し込んでいる時にフッキングした。つまり、釣れた魚の30匹中28匹は魚を釣っているのではなくひっかけたということだ。
 下流でフライを使っていた人は、釣れた数は少ないがスレよりも口にかかっている方が多いということだった。
 群れの中にフライを通すことができるポイントにいたためか、魚が口を使う前に魚をひっかけてしまったようだ。
 結局ウグイ1匹を含む30匹を釣った。スレの魚は引きが強い(スレ3倍引き)ので楽しかったが、、なんとも釈然としない釣だった。
 11時に納竿。
 帰り、上流の一昨年ポイントだったあたりに5~6人の釣り人が竿を出しているのが見えた。監視員の人によると真っ黒になるほど群れが入っていた、とのこと。しばらく見ていたが、誰も釣れていなかった。釣れる時間帯ではなかったようだ。
 
塩ねぎ豚うどん 西国分寺の駅のホームのはなまるうどんで、ねぎ塩豚うどんの大とかき揚げ天ぷらを食べる。
 香川育ちにとって、東京で讃岐うどんが手軽に食べられる、はなまるは、とてもありがたい。
 ちょっとスレていた心が豊かになり、午後は、オカリナの製作にいそしんだ。
 

マルタではなくウグイ

 3月23日(金)
 今年も初めての釣りは、多摩川でのマルタウグイ釣りから始めることになった。
 先週初めて多摩川を訪れたのだが、マルタのファーストランはあったというものの、姿はどこにもなかった。

 6時半頃ポイントに着くと先行者が一人。マルタらしき魚が時々姿を現している。声をかけて、少し上流で竿を出す。
 群れが小さく、釣っている場所がほんの少ししか違わないのだが、彼にはヒットして僕には、ヒットしない。
 釣れるポイントは一か所だけなのだ。
 彼が、3匹目を釣って、休んでいたので、彼のポイントに入れてもらう。
 すぐにヒットしたが、ばらしてしまった。
 その後、多摩川森林組合の人らしき人が2人やってきて、「私たちも入らせていただこう」と言って、ゆっくり何となく4人でローテーションでそのポイントに入ることになる。
 しばらくして、さらにして若いルアーマンが2人来る。
 そのポイントでまたヒット。今度はばらさず、きちんと口にかかっていた。森林組合の方によると線が2本あるからマルタウグイではなくウグイだと教えてくれる。婚姻色のきれいなヒレピンの魚だった。
 その後、ヒットしたのは、今度も40㎝のウグイ。スレだった。
 もう一度ヒットした。いい手応えだったのだが、ラインブレークでばらす。
ウグイ
 監視員の人が来たので年券を購入。
 毎年来ようとしていまだ実現していない鮎釣りのことなどを教えていただく。
 マルタウグイ、森林組合の方は、水門がまだ開
ウグイ2いてないから本格的な遡上はまだだとのこと、監視員の人は、3日前には結構たくさんいたが今年は、遡上が半月は遅れているという。
 森林組合の人にマルタウグイ用のフライを聞いたところ、何でもいいんだよ、と言いながら二人ともこころよくフライボックスを見せてくれ、いろいろ教えてくれた。
 彼らはポイントに入ったときには、二人とも確実にヒットさせていた。さすがだと思う。
 11時頃納竿。
 来週はカーニバルのような大きな群れが遡上することを期待してまた多摩川に行こうと思う。

向こうの世界へ誘う音

ハウザー1世コンサート 先週、長谷川郁夫先生の「100年前のドイツギター~名工ハウザー1世を聴く~」という。コンサートが行われた。
 会場に着くとまだ演奏会は始まっていなかったが、先生はすでにギター(ラウテ)をつま弾いておられその音を聞いてびっくりした。
 優しく、どこか遠くへいざなってくれるような、なんとも懐かしい響きなのだ。
 ガット弦(羊の腸から作られた昔ながらの弦)を使い、指頭奏法(爪を使わない奏法)で奏でられる名工ハウザー1世のラウテの音は、先生自身も「音楽の世界に連れてってくれるような音」「弾いていると時間を忘れてしまう楽器」と表現していた。
 この楽器で弾かれたバッハの「無伴奏チェロ組曲第1番」の全曲演奏は圧巻だった。
 ギター用に編曲されたものではなくチェロ用の楽譜をそのまま弾かれたそうである。
 音楽には、確かに目に見えない世界、この世界とは別な世界、形而上と表現されるような世界、またあの世とか彼岸と言われるような、物心つく前に見えていたような世界に誘ってくれる力がある。
 ハウザー1世のような昔の名工は、このような音を知っていたのではないか、と後日長谷川先生は言っておられた。
 改めて、目指すべき音の世界に気付かされたような体験だった。

マエストロの名器

中塚先生製作SC菅表 オカリナ演奏の師である山本千恵子先生から中塚純二先生製作のソプラノC菅を貸していただいた。
 この楽器、艶やかで柔らかくかつ芯のある、天からから降ってくるような素晴らしい響きがする。
  この音を自分のものにしたいと 楽器の様々な角度から観察してみるのだが、特に変わった形をしているわけではない。
 作りも特別 精巧にできているとは思えない。
 この音はいったいはどこから来るのだろうか。中塚先生製作SC菅裏 
 自分のオカリナもいい線いっているのではないか、と思っていたがこのオカリナを吹くと、まだまだだと思う。

 中塚先生には、山本先生を通して二度ほどお会いしたことがある。
 二度目はご自宅にお邪魔させてもらい、先生の試作のオカリナなどを吹かせていただいたりする機会に恵まれた。
 先生は、製作の弟子はとらない方で、オカリナづくりを簡単に教えてくれるようなことはない、とのことだったが、すでに製作からは退いておられたせいか、僕の様々な質問に、優しくすべて答えてくださった。
 先生は、「~ではないでしょうか」と答えられることが多くあり、最後に、「本当のことはわからないのですよ」と言われたのが印象に残った。
 本当に迷宮だと思われていたのだろうか。
 楽器づくりの奥義は身内にも明かさないという楽器づくりの世界、とぼけておられたのかもしれない。
 オカリナづくりを教えていただいたなどとは言えるようなものではないが、帰宅して、先生に教えていただいたことをノートに書き留め読み直した。
 そうやって製作しても、製作する技術がともなっておらず、思うような音は出せるわけもなく、問題も解決しなかった。
 しかし、こうすればいいという方向、目標が見えたことは確かだった。

 あれから何年になるだろう。この楽器を吹いていると、遠いけれどさらにはっきりと光が射すように先が見えてくる。

新しいバージョン

 アルトG菅を新しいバージョンに変えた。
 今までのものは形が気に入らなかったので、何度か作り変えたのだが、思ったようなものができないので、今回は気に入っているアルトF管を縮小するという方法で作った。
 つまり、焼きあがったアルトF管を元型にして、石膏型を作る。その型で作ったオカリナは、粘土の収縮によって、アルトF♯菅になる。さらにそれを元型にして目的のアルトG菅を作った、というわけだ。
 アルトF管の縮小コピーのアルトF♯菅とアルトG菅を作ることができたのだ。
AF菅を元型にして AF♯菅の型どり
石膏の流し込み 型外し
 このような製作方法は、頭では分かっていたし、すでに常識的に行われていることなのかもしれないけれども、実際にやってみると思ったよりもうまくいった。
 ギターの師匠の長谷川先生はかねてより12調全てのオカリナを作ってセットで売り出すべきだと言っておられる。
 音域の狭いオカリナはギターのカポタストをつけるように、オカリナを使い分ければいいのだという。
 需要があるかどうかは別にして、この方法を使えば、意外と簡単に全調オカリナを作ることができると思う。
 ただ、今のところ需要のないものを作る気持ちにはなかなかならないのだが……。
プロフィール

森秀文

Author:森秀文
多摩美術大学絵画科卒
長く木版画の制作にいそしむ。
1991年頃よりオカリナの制作を独学で始める。
オカリナ演奏を山本千恵子に師事。
ギター演奏を長谷川郁夫に師事。
現在「くじらギター重奏団」メンバー。
ルアー・フライフィッシング、野菜の栽培も行っている。

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