60㎝スレがかりブラウン

桜 ここ3年この時期に長野県犀川のC&R区間へ、サーモンフィッシングを教えていただいたSさんと大物のトラウトを狙いに行っている。
 今年も4月24日から26日までS荘の別館の格安のカメムシのいる部屋に泊まり釣りを楽しんだ。
 東京では散ってしまった桜がこちらではまだ散りかけたばかりでほとんど満開。24日と25日はよく晴れ、日中は暑くシャツ1枚で過ごせるほど。
 1日目の夕方、昨年も一昨年も釣れたポイントでヒット。
 強烈なひき。ラインが出てゆくばかりで、止まらない。やっと止まっても動かない。60㎝ブラウントラウト
 大物だということは分かったが、尋常ではない。おそらくスレがかりではないか、と思う。
 少しずつ下流にこちらが近づきながらラインを慎重に巻きとって行くと、魚の姿を見たSさんがやっぱりスレだという。
 そのうち尻鰭を見せて潜ろうとしている魚の姿が見える。
 下流へ逃れようとする魚を追って川岸を下りやっとの思いで岸まで寄せて、Sさんにネットで取り込んでもらった。
 60㎝のブラウントラウト。いささか疲れたが、喜びもひとしお。
 ゆっくりと水の中に戻しリリースした。
 その後しばらくしてまた同じくらいの大きさの魚がヒットした。今度は、口にかかっているようで何度かの出し入れの後、足元近くに寄せ、ネットを出そうと思ったらバレてしまった。
 この日は、これで終了次の日、早朝同じポイントで6時半頃47㎝のニジマスを釣ることができた。
 その後様々なポイントで釣りをしたが、ノーヒット。
 3日目の26日は、朝食後雨が降り出し、そのまま竿を出さずに帰ることにした。   
 47㎝ニジマス 結局Sさんは釣れないまま帰ることになった。
 自然相手の遊びなので仕方がないが、やはり厳しいものだ。
 しかし、いつ釣れるかわからない、釣れないかもしれないと思う中で射止めた喜びは、比べようのない格別のものだ。  
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プロフィール

森秀文

Author:森秀文
多摩美術大学絵画科卒
長く木版画の制作にいそしむ。
1991年頃よりオカリナの制作を独学で始める。
オカリナ演奏を山本千恵子に師事。
ギター演奏を長谷川郁夫に師事。
現在「くじらギター重奏団」メンバー。
ルアー・フライフィッシング、野菜の栽培も行っている。

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