納竿会

 12月28日(月)
  忠類川の師匠とでも言うべき、Sさんの昔からの釣り仲間MさんTさんとともに、昨年は天候に恵まれず、行けなかった納竿会に行く。
 9時ころにリバースポット早戸に到着。昼食をはさんで3時ころまで竿を出したが、あまり釣れなかった。
 僕は、管釣りでは、今年一番悪い釣果。小さなニジマスが、7匹のみ。
 Mさんは2桁いったようだ。Tさんは朝1時間ほど入れ食いが続いた、と言っていたが、その後はダメだった、とのこと。
 様々なフィールドでの経験豊富なSさん、以前から管釣りはやる気が起こらないと言っているが、今回ほとんど釣れなかったようだ。
 ウイークデーにもかかわらず人が多く、思ったようなポイントに入れないのと、ひとえに活性の悪さ、が原因だろうと思う。でも釣っている人は、たくさん釣っているのだから、釣れない原因をシビアに考えなければならない。僕の場合は、小さな魚は釣れなくてもいいと思っていたので、サイズの大きなフックで通したことも釣れない原因の一つだろう。
 Tさんは、岩魚が釣れたら、キープして、と言っていたのだが、だれも釣れなかった。
 岩魚の骨酒を飲むのを楽しみにしている知り合いに分けて回るつもりだったらしいが、口だけで終わった、と残念そうだった。
 今年は、忠類川でいい思いをしてから、釣果に恵まれていない。今年のツキは、忠類川で使い果たした感あり。来年はまたツキを取り戻そう。

            納竿会のメンバー

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くじらギター重奏団の合宿練習

 12月18日(金) 19日(土)
 くじらギター重奏団の合宿練習に行く。
藤野芸術の家藤野にある、神奈川県立藤野芸術の家、スタジオと音楽ホール、イベントホールまた、陶芸やサンドブラストなどの美術工芸が楽しめる工房を備えた宿泊施設。
スタジオ2
 朝9時から5時まで昼食をはさみスタジオにこもり、みっちり練習。
 夕食後、さがみ湖イルミナシオンを見に行く。
 目が痛くなるほどの光の織りなす光景を堪能。
 宿舎に戻り、ビデオを見ながら反省会。イルミナシオン6

 次の日も9時から12時まで練習。
 これだけ連続して、練習しているとテクニックもさることながら、メンバーとの呼吸というか、合わせる感覚がよくなってくる。
 このような感覚は、練習だけではなく、過ごした時間の長さに比例すると思う。
 合宿をする意味合は、長い練習時間をとることだけではなくメンバー同士の感覚を合わせること、相互理解にあるのではないかと思う。

 練習を終え、芸術の家を出て、はちみつ屋さんで、買い物、はちみつ入りのたい焼きを食べ、藤野せんべい屋さんに行く。珍しいいブランデー入りのせんべいを買い、併設されているレストランで、遅い昼食をとる。
 レストランから津久井湖が一望できる。快晴のこの日、素晴らしい景色が広がっていた。
相模湖

木ー木にて
  その後昭島に帰って、木・木(もくもく)という喫茶店で行われるくじらギター重奏団コンサートの打ち合わせ、試奏させていただいた。
 来年2月20日(土)第一回目のコンサートを行うことになる。

 充実した2日間、さすがに少し疲れた。

シーバス、その魚は……

12月15日(火)
 青物シーズンもほぼ終わり。釣り場も空いているらしいので、本牧釣り施設へ、シーバスを狙いに行った。
 シーバスとは、スズキのこと。スズキは、出世魚で、40センチまでをセイゴ、60センチまでをフッコと関東では言う。それら全部をシーバスと言う。
 ルアー釣りの対象魚で、淡水のルアーフィッシングのターゲットのバスに似た海の魚なので、和製英語でシーバスというのだろうと思っていたが、ちゃんとした英語らしい。ただ、英語のシーバスは、ヨーロッパスズキのことを言うとのこと。
 僕は、スズキを過去3匹釣っているが、ここ数年シーバスを釣っていない。
 岸からのシーバス釣りは、夜が主流。昼間の釣りは簡単ではない。
 本牧釣り施設でもスズキは、一日に1~2匹釣れるか釣れないかといったところだ。
 
 12月にしては暖かい日だった。
 入場を待っているときにリールを竿にセッティングしようとして、ラインを絡ませてしまい、入場ぎりぎりまで解くのにかかる。
 幸先が悪い。
 気を取り直して、シーバスの一番のポイント、新護岸の先端へ。
 新しく作った、スピンテールジグから始めて、オリジナルの皮ルアー、メタルバイブレーション、従来のバルサのバイブレーションなど次々にキャスティングしたが、11時まであたりなし。
 そんな中、隣でルアーを投げていた人が71㎝のスズキを釣り上げた。
 その魚は、僕の竿にかかるはずだったのでは……、先を越された。
 今日本牧で、釣れたスズキは、はこの1匹だけだったようだ。
 11時を過ぎると、ルアーを投げていた人たちが、帰っていく。陽が高くなると釣れないのだ。
 スズキを釣った人も目礼をして、帰って行った。

 その後、シーバスは釣れそうにないので、沖桟橋へ行き、サビキ針をたらして雑魚を狙った。が、小さなイワシが5匹(もちろんリリース)釣れただけ。
 坊主ではなかったが、やっていることが自分でもせこいなと思う。
 シーバス狙いなら釣れなくてもそれを貫くべきだ。
 次は、シーバスだけに絞って、ルアーだけ持っていこう。
スズキ

木軸のペン

 先日、工房に来て、オカリナを買っていただいたMさんから趣味で集めているという、木軸のペンをいただいた。
 桜の根瘤材でできている、という軸は、塗装がされていないそうだが、まるで、大理石のように奥深く美しい。
 いいものをいただいた。大切に使い続けようと思う。
桜根瘤材のペン

 このような、自然の模様。自然が作る造形は本当に素晴らしい。見ていて飽きない。
 MORI OCARINAの緋襷も藁と土と炎が作り出す自然の造形だ。人知を超えた美しさが生まれてくる。
 そして、使い込むことによってさらに輝きを増すようになる。

 さて、最近は、ほとんどの文章は、PCで作りペンを使うことが少なくなった。
 ペンを使うのは、メモを取るような時だけのような気がする。
 オカリナ作りの現場では、作ったオカリナのデーターと気づいたことをノートに書いている。
 このノートが、長い間にかなりたまっている。
 しかし、たまに数値の確認する程度で、読み返すことはほとんどない。同じようなことを繰り返しメモしいるようなところもあるが、 ほとんど、覚えているからだ。
 書くことによって、意識化するので忘れないのだろうと思う。
 忘れてもいいように書く、というより、忘れないために書いているのかもしれない。

 これから、ペンを使うことが楽しみになる。
ノートとオカリナ

無心の情熱

磨きオカリナ オカリナの製作は、大きく分けると、形成、乾燥、焼成ということになるのだが、形成は、石膏型で型どりの後、指孔、歌口を作り、一応の完成となる。
 ここまでならば、手の遅い僕でも1日に3~4個は作ることができる。
 しかし、時間がかかるのは、ここから。
 チューニングの後、ある程度乾燥が進んだ段階で、瑪瑙ヘラでの磨きに入る。磨きながらも歌口やウインドウェーの調整を続ける。
 以前、MORI OCARINAの売りは何ですか、と聞かれて「…色ですね」と答えたことがある。
 緋襷のオカリナは、僕のオリジナルだろうと思っている。この色を出すためには、磨かなければならない。
 磨けば磨くほど美しくなる。そして調整は、きりがなく……。
 磨きと調整、チューニングは乾燥後も続けられ、いつになったら、窯に入れることができるのか、という状態が続く。
 子供が、泥団子を磨き続ける無心の情熱。
 日本刀は磨ぎ続けることによって、鳥肌だつような美しい高みに達する。
 このような無心の作業を続けていると心まで、磨かれていくような気がしてくる……。
 でも、それは、うまくできた時だけのことで、うまくいかないと心も乱れ、腐ってくる。逆に言うと心が乱れていては、いいオカリナは、はできないのかもしれない。
 心を整えて、また無心の作業を続けよう。

もっといい音がしたはずなのだが……

 12月8日(火)
 今日八王子の方が工房にオカリナを購入にこられた。
 オカリナを始めて4年になるとのこと。チューナー持参で、丁寧に試奏をされていた。
 このような工房に来て買ってくださる方は、研究熱心で、並みの楽器ではないものを求めてくると思われるので、気に入っていただけるか、入学試験の時のような気持ちになる。
  いつものことだが、試奏される音を聞いていると自分が吹いている音とは違う音がする。
 森山良子が初めて、テープレコーダーで、自分の歌を聴いたとき、私の声ではない、と思ったという。
 僕も自分の声を初めてテープレコーダーで聞いた時の戸惑いを覚えている。
  同じように、自分がオカリナを吹いて聞いている音と、耳だけで聞こえる音は、これは別な楽器ではないか、と思うほど違って聞こえる。
 もっといい音がしたはずなのだが……と思っていると、注文のAC管ではなくSF管の方を買っていただいた。
 その後オカリナについて、いろいろ楽しい話をして、帰られた。

  バイオリニスト諏訪内晶子はストラディバリウスを手にした時のことを「やばい、と思って20秒で置きました」と言っていた。すごすぎる音がした、ということらし。
 そんなな楽器を作りたい。また明日から頑張ろう。

シューベルトの「ます」

12月4日(金)
 また開成FSへ行った。
 そして今日もまたあんまり釣れなかった。
 新しく作ったフライのテストが主な目的だったが、7時間以上釣って18匹では、テストも何もあったものではない。活性が悪いといえばそれまでだが、それをカバーできる腕があれば、と思ったりもする。
 今日の不活性の原因は多分強風。
 風が強いと思ったようなキャスティングができないし、あたりも取りづらく、波立つ水面ではドライの釣りは難しい。それから意外に人が多く、思ったポイントに入れなかった、というのも釣れなかった原因かもしれない。
 
ブラウントラウト けれども今回は40cmを超えるニジマス、イワナ、そしてブラウントラウトが釣れた。
 ブラウントラウトは、あのシューベルトの歌曲「ます」の鱒である。
 この曲は、後にピアノ弦楽5重奏に編曲されたが、歌曲の詞の内容は、釣り人が釣れない鱒を釣るために水を濁らせて、鱒を釣り上げる、というお話。釣り人が男で、鱒が娘、男はこのようにして女をたぶらかすものだから、若いお嬢さんは気をつけなさい、というのがその意味らしいのだが、そういう意味の歌詞が出てくる部分をシューベルトはカットいるということだ。シューベルトは鱒の美しい姿や泳ぎを、つまり自然の美しさを表現したかったらしい。
 しかし、水が濁ると魚から釣り人が見えなくなり、魚の警戒心は少なくなるが、餌も見えなくなるので本当は魚は釣れないのだ。
 釣った魚に餌はいらない、など男女の関係と釣りとの比喩はいろいろあるようだ。共通するものがあるのだろうか。
 そちらの釣りはあんまりうまくないので……。

ニジマス

イワナ





プロフィール

森秀文

Author:森秀文
多摩美術大学絵画科卒
長く木版画の制作にいそしむ。
1991年頃よりオカリナの制作を独学で始める。
オカリナ演奏を山本千恵子に師事。
ギター演奏を長谷川郁夫に師事。
現在「くじらギター重奏団」メンバー。
ルアー・フライフィッシング、野菜の栽培も行っている。

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