第11回オカリナ発表会

オカリナ発表会 立川リスル小ホールで、2年ぶりの山本オカリナ教室の発表会があり、山本先生のオカリナ教室に参加した時からご一緒させていただいている大久保さんと今回もデュオで出演させていただいた。
 演奏に大きな失敗はなかったが、いつもよりも緊張し、いい演奏だったかどうか…。
 あんなに緊張したのは、あがらないだろうと、逆に慢心したことによるのかもしれない。

 長くオカリナを吹いてらっしゃる方がほとんどで、参加し始めのころと比べると皆さんとてもうまくなっている。
 ただ、新しい人、若者の参加がほとんどないようだ。
 確かに年配の方が多い。
 妻はかつて、オカリナを音楽界のゲートボール、と言って僕を不快にしたことがある。
 その時、オカリナを老人の慰めものだけに終わらせたくない、と思ったものだ。
 様々なオカリナアンサンブルを聞いていると、この音に魅せられて、プロの演奏家も多くなったとは思うが、やはり、オカリナ固有の音、響きは、もっと音楽界で広がりを持ってもいいのではないか、と思う。
 同時に、子供から老人まで、だれでもが、すぐに音が出せ、音楽を楽しむことができるのもオカリナの魅力ではないか、と思う。
 ぜひ、若い人にも参加してもらいたいと思うが、今の若者は、アウトドア、旅行にも遊びにも出かけない人が多く、部屋の中で、ゲームをしている人が多いらしい。
 経済的にも、時間にも余裕がないのかもしれない。

 オカリナ教室で音楽を楽しむ人もあれば、プロの演奏家を目さす人もある。それぞれ、音楽とのかかわり方は様々ではあるが音楽に魅せられていることには変わりがない。

 今月末、「やさぎギターコンクール」という日本ギター連盟主催のコンクールにくじらギター重奏団の一員として参加する。
 以前「重奏コンクール」に参加した時には、プロを目指いている人達が多く、甲子園に草野球チームが出ているような感じがした。
 しかし、今回は、やさぎ(やさしいギター)コンクールなので、もっと楽しんで来ようと思う。
 やはり音楽は、楽しまなくては……。
スポンサーサイト

第16回ジャパン・オカリナ・フェスティバル Ⅱ

 ジャパン・オカリナ・フェスティバルが終わった次の早朝、北海道朱鞠内湖へ、6日間イトウを釣りに行き、一昨日帰ってきた。

 展示場にてオカリナ・フェスティバルでは、初めて臨んだオカリナの山本千恵子先生と、ギターの長谷川郁夫先生との3人での演奏。
 演奏順が、千葉稔さんの次、午前部の最後、午後の部の最初が茨木智博さん、このフェスティバルで、最も注目されるであろうお二人に挟まれる格好。
 プレッシャーがあったけれども、大きな破綻なく無事終わり、お二人に支えられての演奏は、楽しいものだった。
 自分の演奏がうまくいかなくてもお二人が、カバーしてくれるだろうという安心感からなのだろうか、自分の力を超えたものが出てくるような気がした。
 長谷川先生が、ブログに詳しくレポートしてくれています。

 展示のオカリナで、吟オカリナの友地さんには、ちょっと驚いた。
 まず、まだオカリナを作り始めて、3年だという。陶芸などの経験もなかった、とのこと。
 それから、いぶし銀のような硬質のオカリナ。瓦を焼くのと同じ高温で24時間炭化材を入れて焼成するそうだが、素焼きと本焼きの両方の性質を持っているとのこと。
 焼成してからの調整、ヤスリで、指孔などを削り出すのが、大変だとのこと。
 ゆくゆくは、量産できるようにしたい、というのも焼成は瓦の焼成をする方に、頼んでいるそうなので、それが可能になるのではないか、とのことだった。
 オカリナ制作者には僕のように長い製作期間を経て、オカリナ制作に専念する年配の方が多いなか、まだ若く、いかにも表現者という風貌と語り口は新鮮だった。

 土音のオカリナは、息圧が、弱、中、強と三種類ある。
 息圧の問題は、本当に悩ましい問題で、僕のオカリナは、弱い息圧で、出るように作ってある、というより、そのようなものしかいい響きが得られない。
 奏者によっては、もっと強い息圧を好む人が、多いので、このような方法もあるのか、と感心した。

 颯オカリナの坂東さんからは、関西のオカリナフェスティバルの雰囲気について、関東とはまた違った楽しさがあるので、ぜひとのこと。

 今回は、ひぐらしの鈴木さんや、ピエタの丸山さんが参加していない。サウザンス・リーブスの千葉さんに聞くと水戸で明日オカリナ・フェスティバルがあるので、今年はそちらに参加しているのだろうとのこと。千葉さんは、明日そちらにも参加するそうだ。大変な製作量と演奏活動には、頭が下がる。

 さて、朱鞠内湖の釣りは、また……。

第16回ジャパン・オカリナ・フェスティバル

 今日ジャパン・オカリナ・フェスティバルがあり、今年も展示と、演奏に参加した。
 演奏は、オカリナの山本千恵子先生と、ギターの長谷川郁夫先生との3人で、フォマリというユニットを作り演奏した。お二人に支えられ、めずらしく演奏して終わって、楽しかったなあと思った。
 展示のオカリナは、大きなものが2個売れ、試奏していただいた方々の大方の感想はおおむね良好、好意的なものが多かった。
 今回、初めて、関西方面から参加された、吟オカリナの友地さん、颯オカリナの坂東さん、また土音の坂東さんなど、オカリナ制作者と知り合え話ができた。
 サウザンド・リーブズの千葉さんとも1年ぶりの再会。
 その他にも様々な人との交流があり、有意義かつ楽しい1日になった。
展示品
 明日早朝から北海道朱鞠内湖へ、幻の魚イトウを釣りに行く。
 タイトなスケジュールである。
 釣行と合わせて、オカリナフェスティバルの詳細は、帰京してからまた……。

オカリナを補修して……

金継ぎ風補修オカリナ2  ここのところ、割れたオカリナの補修を頼まれることが多くなった。
 以前にも書いたが、自分の作ったものでないオカリナの内部が覗けて、補修の結果が楽しみなので、好んでやらせてもらっている内部を覗いていると本当に勉強になる。
 あるオカリナ製作者は、気になるオカリナがあると購入して、割って中を調べる、と言っていた。
 しかし、手塩にかけるようにして作られたオカリナを破壊することは僕にはできない。
 愛用のオカリナを割ってしまった落胆は、何とも言いようのないものだ。
 それを復活させることはオカリナづくりをしている者にとっても喜びであり、救いになる。
 近いうちにオカリナ補修の受け付けをHPで一般にも広げようとも思っている。

 そんな中で、やはりそうだったか、と確信したことがある。
 オカリナの音は、ほとんど歌口づくりにかかっていると長い間思っていたのだが、最終的に音質を決めるのは、オカリナの材質(粘土、焼成温度、厚さ)やオカリナの形だということ。
 火山久氏が、オカリナの土を求めて全国を廻ったと聞いたことがあるが、今は納得できる。

金継ぎ風補修オカリナ1 MORI OCATRINAは響き系と言われている。この響きを作っているのは、ボディーの形と材質なのだと思う。

 同じくらいの大きさ形の陶器、磁器、ガラスでできた器(コップでも茶碗でもいい)をお箸などでたたいてみよう。
 硬度、密度の高いのはガラス、次は磁器、一番低いのは陶器。さて、どれが一番響くでしょうか?
 試してみれば、火を見るよりも明らかです。

 さらなる響きを求めて材質の異なるオカリナのアイデアが閃いた。
 試作し、思った通りの結果が出れば、バージョンアップするつもり……。

オカリナを廃棄する

廃棄オカリナ 気に入らないオカリナの置き場所がなくなったので、廃棄することにした。
 焼成前のものもあるが、焼き上がりっているものは楽器として、十分に使用できるものだ。
 使用できない、と思ったものや、修復困難だと思ったものは、その場で廃棄してしまう。
 これらは何とかならないか、と思ってとってあったものだ。
 音が気に入らないのだ。ほんの少しかすれたり、割れたり、音ぬけがもう少し…、と思ったものたち。
 何年か前ならば、廃棄しなかったかもしれない。
 ということは、以前購入いただいたものの中には廃棄したい、と思うようなオカリナがある、ということで、なんとも申し訳ない気持ちになる。
 年々廃棄する数は減ってきているけれども、それに伴って一個当たりの製作時間が増えている。
 クオリティーの高いものを作れば、製作時間が増えるけれども、いいものができる確率も高くなる、ということだ。
 
 丁寧に、ていねいに、自分の思う形を正確に作ることによってはじめて問題が明確化される。
 その形成力というか、テクニックを身につけなければ、決して良いオカリナを創ることはできないだろうと思うこのごろ……。
プロフィール

森秀文

Author:森秀文
多摩美術大学絵画科卒
長く木版画の制作にいそしむ。
1991年頃よりオカリナの制作を独学で始める。
オカリナ演奏を山本千恵子に師事。
ギター演奏を長谷川郁夫に師事。
現在「くじらギター重奏団」メンバー。
ルアー・フライフィッシング、野菜の栽培も行っている。

カレンダー
05 | 2018/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
検索フォーム
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
カウンター
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる