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朱鞠内湖 リベンジ

朱鞠内湖1
 昨年初めて行った北海道の朱鞠内湖は、まったく魚を釣ることができなかった。
 今年は、イトウでなくともアメマスでもサクラマスでも何でもいいから、魚を釣りたいと思い出かけた。
 朱鞠内湖の釣りを教えてくれ、昨年一緒に行ったSさんは、今年は、体調不良のため、キャンセル。急遽一人で行くことになった。
 ちょっと心細い、6月2日から7日までの5泊6日の釣りである。

 1日目は、宿舎のすぐ下で、ルアーロッドを使った、ルースニング、リトリープというフライの釣り、そしてメタルバイブを遠投するという一応今回用意したすべての釣り方を試したがコツンという手応えが一回あったが魚なのか定かではない。

2日目は渡船して半島で12時まで釣る。
 意外と遠浅で切り株などがでていて何度も根掛かりし、数個のルアーとフライをタックルごとロスト。
 当たりなし。おまけにシャリシャリ音がしていた3000番のリール、全くドラグが締まらなくなって壊れてしまった。リールは3個持ってきたので、その後の釣りに支障はなかったが、また今年も何も釣れないかもしれない、という不安がよぎる。
 帰りの舟で一緒の人は60㎝のイトウを釣ったと言っていた。
アメマス 43㎝  3時から6時15分まで昨年Sさんがイトウを釣ったポイントで釣る。
 すると4時半過ぎにダウンショットリグにヘアリーワームを付け、底を引いてくると43㎝のアメマスが釣れる。
 新調した、特大のスプリングネットを初めて使う。やっと1匹釣れ、ほっとして、とてもうれしいかった。
 夕食時、埼玉から来た人は三日前に前浜で91㎝のイトウを釣ったと言っていた。
 その人は、バイブレーションを速巻きしてくるだけだ、とのこと。ただその後は、イトウは釣れず、その時運を使い果たした、とも…。

46㎝イトウ  3日目、昨日と同じポイントで、早朝2投目、メタルバイブの蛍光イエローに手ごたえあり。かかった魚の大きさから、また、アメマスか、と思ったのだが色が違うぞ、これは…イトウではないか!まだ46㎝の小学生サイズだが、とにかくイトウを釣ることができた。
 その午後、同じポイントで、メタルバイブの銀色を数投するうち当たり。手応えはけっこうあったのだが40㎝のアメマスだった。
アメマス 40㎝ 昨年釣果0だったことを考えると、この時点で、アメマス2匹とまがりなりにもイトウを釣ったという釣果は上出来。

 4日目は、天気があまりよくないという予報なので、渡船することをやめ、昨日と同じポイントで、午前中釣っては見たが、当たりなし。午後は、雷注意報が出ていたのだが、ホテル前の前浜で、竿を出そうとした瞬間雷が鳴ったので、そそくさとホテルにもどってきた。
 この日の釣りは終了。

 さて5日目、渡船する。
 漁協の人が、希望を聞いてくれて深場の長く続くポイントに一番に下ろしてくれた。
 岸際で魚がライズしているのでシンキングペンシルを通したら、ウグイが5匹も釣れた。最大37㎝もあったけど、ここではあまり嬉しくない。
 岸に沿ってメタルバイブをランガンして行くとウグイを追っているイトウらしき魚影が見える。その後だった、岸に沿って引いてきたルアーをイトウが追って来た。目の前でルアーが止まるとルアーを追い越し巻くようにアタックするのが見えた。ヒット!慎重にと言い聞かせるが、胸の鼓動が高鳴っているのがわかる。ドラグを鳴らして引くのを無理しないように寄せてくるとテールフックの先がわずかに口先にかかっているのがわかる。ヤバい、バレないでくれと願いつつ、寄せようとするが、ロッドが長いのでなかなか足下までよらず、2回いなされた後やっとネットイン。
 思わずやったと叫ぶ。
 胸の鼓動がしばらく治まらないほど興奮した。66㎝の立派なイトウだった。
イトウ 頭部  

イトウ 66㎝








 6日目 一昨日のポイントで、4時から7時45分までメタルバイブ、シンキングペンシルを黙々と投げ続ける。…眠くなった。ルアーを投げ続けていると、いつも何故か眠くなってくる。しかし一度小さな魚がチェイスしたのみで全く当たりなし。
 これで、今年の朱鞠内は終了

 アメマスが2匹、イトウが46㎝と66㎝の釣果は大成功。特に66㎝のイトウを釣り上げたのは朱鞠内湖での釣りの目的をほとんど果たした感すらある。
 初めて来て、1投目にイトウを釣る人もあれば、10年通ってやっと釣り上げた人もいるという。こうすれば必ず釣れる、という釣りではない。
 様々な人々の努力で、イトウは保護されて増えているという。もはや幻の魚ではないという人もいる。しかし、簡単な釣りではない。今回は本当に幸運だった。
朱鞠内湖2 
 それにしても、ここの自然はすごいと思う。
 この湖面と空とのはざまに連なる樹木の美しさ、カッコウが、鴬が鳴き、うるさいほどの春ゼミのシャワーが降りそそぐ。思わず、 壮大で圧倒的な自然に包まれている感覚に涙が出そうになった。
 キタキツネが走り、クマゲラやシマフクロウが住むという。ヒグマも普通にどこにでもいるらしい。その気配に僕も畏れを感じた。
 幻のイトウは、そんなところに生息しているのだ。
 この素晴らしい自然が今後も保たれていくことを心から願う。
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第17回ジャパン・オカリナ・フェスティバル

さいたま芸術劇場で行われるこのフェスティバルには、毎年、オカリナの演奏と、オカリナの展示で、参加させていただいている。
 今年の演奏もギターの師匠長谷川先生に伴奏をしていただいて、「カントリーロード」と「牧歌『聖ロッコ』」を演奏した。カントリーロードは、ジョンデンバーの大ヒット曲、「牧歌『聖ロッコ』」はルネサンス期の曲で長谷川先生に教えていただいた曲。オカリナで演奏している人は、ほとんどないのではないと思う。練習室で、練習をしていると、隣で練習していた女性になんという曲ですか、いい曲ですねと声をかけられた。
 長谷川先生もこの時期の曲は、オカリナにとてもあっているのではないか、と言っておられ、これからも演奏したいと思う。
 本番の演奏の方は、よく響くホールで、しっかりと伴奏で支えていただいて、緊張はしたが、気持ちのいいものだった。
 出演前に、長くデュオで評判の演奏をされている、スタッフとしても今年から参加されている、ツッキーズの築山さんに声をかけていただいた。ツッキーズは京都から来られているということで、関西のオカリナの様子など気さくに話していただいた。
 展示ブースでは、ヒグラシさん、ピエタさんお二人とは2年ぶり、昨年も来られていた淡路島からの吟友工房さん、Clay toneさん、毎年お会いしているThousand Leavesさん、今年も様々なオカリナ制作の話を伺った。
 ジャパンオカリナフェスティバルに参加すると、様々な方との出会いがあり、いろいろな活動の様子を知ることができる。
 また演奏も、製作も年々レベルが高くなるのが、ひしひしと感じられ、刺激を受ける。
 それはいいのだが、情けないことに自分の演奏や、オカリナが、どのレベルなのだろうと、ついつい考えてしまう。
 けれど、人と比較する必要はない。オンリーワンのオカリナを創り、演奏すればいい。
 自分の理想とするオカリナの音を求めて、こびることなく自分に妥協せずに制作を続けたい。

第24回長谷川音楽教室ギター科発表会

 4月14日、今年もこの発表会が来た。
 もう10年以上続けて出演している。しかし、一度も満足な演奏ができていない。
 今年の演奏曲は、シューマンの子供の情景から「見知らぬ国々」とサティーの「ジュムノペティー第1番」
 両方とも完全に暗譜して臨んだのだけれども、1曲目の「見知らぬ国」の後半部分でつまずく、すると、右手が震えはじめ、思うように弾弦できなくなる。また来た、と思いながらなんとか止まらずに最後まで弾いた。大丈夫かな、と思いながら、次の「ジュムノペチィー第1番」、失敗するとすれば、こっちの方かな、と思っていたのに、あがっていたものの間違うことなく弾きおえることができた。
 毎回上がらないようにするにはどうしたらいいのか、考えてきた。しかし多少緩和されているかもしれないが、あがらなくなることはない。
 あがらない遺伝子を持つ人もいるらしく。そういう人は、あがるということ、プレッシャーそのものがどういうものかさえ分からないらしい。
 しかし多くの人は、あがる。なぜあがるのか…。
ただ、はっきりしていることはある。自信のある時は、あまりあがらない。
 あがるというのは、うまく弾けないかもしれない、という恐怖からパニックを起こすことだ。
 あがらないためには、うまく弾けないという不安をなくしてしまえばいい、ということになる。
 ただこの不安は、なくそうと思って、コントロールできるようなものではない。無意識のもので、泣こうとしても泣くことができないのと同じように意識してなくすことができない。
 この不安をなくすには、何回もステージをこなして、慣れることもそうだと思うが、何より自信をつけること、つまり練習をすることだと思う。
 今回、1曲目の方が自信があったのだが、躓いたのは、練習中5回に1度くらいミスってしまう箇所だった。2曲目がなとか弾けたのは、この躓きを超えたという思いからではないか、と考えている。
 オーボエ奏者の宮本文昭は、難曲「熊蜂の飛行」を30回間違えないように続けて弾けるまで練習したらしい。
 つまり、これくらいの練習をしなければ、自信はつかない。つまり、弾けなくなるという恐怖はなくならないのかもしれない。
 練習は裏切らない、恐怖感がなくなるほどの練習をして、次回は臨もうと考えたのであった。

 今回の発表会は、親子での演奏が、3組も出演した。
 小学生のレッスンに付き添ってきている、お母さんたちに、一緒にやってみませんか、と先生がさそってレッスンを始めたらしい。
 親子で、一緒にレッスンを受け、家庭でも一緒に重奏ができる、こんな楽器は、あまりないのではないか、そして、何より楽しそうだった。
 そういえば、長谷川先生にレッスンを受けるようになった頃、僕の次にレッスンを行けていた、当時中学1年生の大ちゃんは、お母さんと妹さんが、一緒に来ていた。
 その大ちゃんも成人し、この演奏会のトリを務めるようになった。

ルアーロッドでフライフィッシング

 キャスティングの難しさやラインのさばき、ラインシステムの煩雑さからルアーロッドを使ったフライフィッシングの試行を始めた。
 美しいフライフィッシングを愛してやまない人からは邪道と言われそうなのだが…。
 さて、一般的にフライをルアーロッドで使う場合、スプーンにラインを着けフライを結ぶ。いわゆるトレーナーである。
 しかしこれでは漂うようなフライのアクションはのぞめない。ましてやドライフライには使えない。
 またフェザージグのようにフライにウエイトを付け、ルアーのようにキャストする方法もある。しかし、小さなフライに大きなウエイトは装着できず、飛距離は限られたものになってしまう。当然アクションはトレーラー同様、ルアーのようなものになり、フライのものではなくなる。また、インジーフライキャスターというスカジットラインを極端に短くしたようなものが販売されていたようだか、似たようなものを自作して試してみたがやはり飛距離が出なかった。
 どうするか…。

 様々な試行の結果ダウンショットリグに行き着いた。おもにバスフィッシングでワームを使って使用する。ラインの先に重りを着けラインにエダスを出しワームのかわりにフライを結ぶ、海釣りでよく使われる胴付仕掛けである。
 最初はダウンショットシンカーや中通し重りなどを使い、普通にエダスをラインに結んで、やってみた。
 ところがリトリープすると重りが底に引っかかり、スムーズなリトリープができない。当たりか根掛かりか分からない。また、ラインが絡まり、釣りにならなかった。
 自作ダウンショットシンカー そこで、シンカーについては、様々な試行錯誤の結果、ひっかからないシンカーを自作した。
 からみ防止パイプにチュウニングシンカー(糸重り)を巻きつけ「おゆプラ」でパイプとチュウニングシンカーの段差をなくし、熱収縮パイプでコーティングした。
 このシンカー、チュウニングシンカーの太さ、長さを変えることによって様々な長さと重さのものを作ることができる。
 そしてほとんど引っかかりを感じることなくリトリープすることができる。
 ラインの絡みについては親子スイベルを使うことによって解決した。しかし、スイベルの重さが、ラインに影響を与えることが気になっていた。
 そんなおり回転ビーズとかDビーズという名前の結束ビーズを釣具屋で見つけた。
 透明なビーズは軽く、スムーズにエダスが幹糸を回転し、フライの動きに影響しない。もちろん絡みもない。
 そしてダウンショットシンカーを飛ばし浮きに変えれば、中層をリトリープすることもドライフライ、ルースニングもできる。
 そして、飛ばし浮きも絡み防止パイプとおゆプラで自作する。
 おゆプラは比重0.9なので基本フローティングの飛ばし浮きが出来上がる。
 沈めて使いたい場合は、ガン玉を装着することによりシンクレートを様々に変えることができる。
 ダウンショットの釣りではシンカーからエダスまでの長さ、つまり底からの距離を一定に保つことができる。
 リトリープすることによってフライが重りに引っ張られて着底することがない。
 一定のレンジを完全にトレースすることができるのである。
 流れのある河川などでは難しいBS(ボトムスキャニング)の釣りができるようになった。
 フライをルアーロッドで使いたいと思われている横道を行く方、ご参考に…。

合理性

 ガーラ湯沢へ日帰りのスキーに行った。このスキー場へ行くのは、10数年ぶりだ。
 スキーは持って行かず、レンタルである。
 手軽にスキーを楽しめるようななった。
 昨今、スキー場には高齢者と外国人のが多くなり、若者をあまり見かけない。
 若者はアウトドアライフを楽しまなくなった、あるいは楽しめなくなった、という話も聞く。
 しかしガーラではその多くが若者、高齢者は数えるほどしか見あたらなかった。
 そのせいだろう、ゲレンデには圧倒的にボーダーが多かった。
 若者はスキーよりもスノーボードを好む。
 なぜだろう。
 僕はスキーしかやったことがないが、スノーボードはスキーよりもはるかに難しいのではないかと思う。板に対して横向きになり、両足が固定されているため、歩くこともままならない。背中を谷側にむけてのターンなど、考えただけでゾッとする。
 おそらくスノーボードはスケートボードから発展したのだろう。
 スケートボードはサーフィンの練習用に作られたもので、スケートボードはサーフボードと同じように、足は固定されていない。
 サーフボードに横向に立つのは、それなりの理由があると思う。
 しかし雪面の斜面では、そのようにしなければならない理由はないと思われる。
 スノーボードよりもスキーの方が雪面を滑る道具としては合理的である。圧倒的にスピードも出る。
 では何故人はスノーボーダーになるのか。
 …かっこいいから、だろう。
 そもそも、スポーツや芸術の目的は合理的なものではない。

 フライフィッシングはルアーフィッシングよりも不合理である。しかし餌を使うほうがもっと魚をとる、ということから考えれば合理的である。
 オカリナは楽器の機能性からみると極めて不合理なものだ。

 今フライフィッシングが不合理なのでルアーロットでフライを使う研究をしているが、餌釣りのことを考えればナンセンスなことなのだ。
 何事も、合理性だけで物事を考えてはならない。
 そもそも人間の行動やその目的は本質的に「理屈ぬき」ではないのだろうか。
プロフィール

森秀文

Author:森秀文
多摩美術大学絵画科卒
長く木版画の制作にいそしむ。
1991年頃よりオカリナの制作を独学で始める。
オカリナ演奏を山本千恵子に師事。
ギター演奏を長谷川郁夫に師事。
現在「くじらギター重奏団」メンバー。
ルアー・フライフィッシング、野菜の栽培も行っている。

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