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オカリナ修復師

修復前 山本先生の、お弟子さん達のオカリナの修理をずっと頼まれているが、今回、もうこれは無理、あきらめているので、よかったら、遊んでくださいと、残骸といってもいいような、アケタのマキシマールを渡された。
 確かに、歌口のリップも割れていて、バラバラ、粉々になってしまい破片がない箇所もいくらかあった。さすがに、これは無理かもしれない、と思ったが、NHKで、「修復師」という古陶磁器などの、修復に携わっているものすごい技術を持った繭山浩修復後
司親子のドキュメンタリーが放映されたのを興味深く見た後だったので、とにかくやってみることにした。
 無理だといわれると、ますます、やってやろうという気持ちにもなった。
 ジグソーパズルのように、破片を組み合わせて、なんとか接着。
 問題は、破片がない場所をどうやって埋めるか。今回は、パテを使うことにした。
 磨き、彩色、コーティングを経て、最終的な音の調整。
 完璧、とはいかなかったが、これだけできれば、まあいいのではないかというところまではできた。
 山本先生も、お弟子さんも、なおるとは思わなかった、と驚いてくれたので、うれしかった。
 マキシマールは、もう生産していないようなので、上手くいってよかったと思う。
 それにしても、修復師繭山浩司親子の超絶技術には、改めて、舌を巻いた。
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妙高、黒姫のスキー

妙高杉ノ原スキー場のシンボルしなの木 スキーを始めて、もう40年近くになる。その間スキーに行かなかった年はないと思う。コロナ禍であっても、釣りの遠征には行かなかったが、スキーには行った。
 しかし、絶対に行こうという思いがあってのことではなく、なんとなく行くことになった、という感じで、気が付くと毎年スキーに行っている。
 今年も、いつもご一緒させていただく、Sさん夫妻と、4人でSさんがなじみの黒姫の、ペンションに泊まって、1月30日妙高高原池の平温泉スキー場、1月31日妙高杉ノ原スキー場。2月1日黒姫スキー場で、スキーを楽しんだ。
 前日に、雪崩で、バックカントリーを滑っていたスキーヤーが、遭難、死亡するという状況だったので、30日と31日は、天気が悪く、雪が降り続いていたが、圧雪した上に新雪がかぶっているような状態で、雪質はよかった。池の平では、Sさんの大学時代からの友人で、スキーインストラクターのNさん夫妻と一緒に滑ることができ、力を抜いて滑ることを教えていただいた。
 高齢になってからのスキーは、できるだけ楽に滑ること、つまり、力を抜いて滑ることが必要だと思った。そして、楽は、楽しい。
 長年やっていても、日数にすればそれほど滑っていないし、うまく滑ろうという気もあまりないので、いつまでたっても中級レベル、でも、楽しく滑れればそれでいいと思う。
 黒姫スキー場は快晴で、80歳になったばかりの泊っているペンションのご主人と滑らせてもらったが、素晴らしい滑りをされていた。そして、横を滑りぬけていった人のことを、あの人も、80歳、とご主人は言っていたが、後ろ姿は、まったく高齢には見えなかった。
 妙高のゲレンデは、海外の人たちのほうが多い感じだった。日本人は高齢者が多い。
 日本の若者は、もうスキーなどはあまりしないのかもしれない。
 僕がスキーを始めたころ「私をスキーに連れてって」なんていう映画が流行って、若者は、猫も杓子も、という感じで、スキーに行ったものだ。
 その頃の若者が今もスキーをしている。

黒姫スキー場より妙高

 黒姫スキー場では、海外の人はほとんどいなかったが、高校と、小学生のスキー教室が行われていた。お昼になって、彼らが、いなくなるとゲレンデは、ほとんど無人状態。
 教師の端くれだったころ何度もスキー教室に生徒を引率したが、スキーを続けている生徒が、はたしてどれくらいいるのだろうか。
 40年後、彼らは何をしているだろうか。

1月25日 厳寒の秋川湖

 ニジマス47㎝ 今季一番の記録的な寒さになるという予報の中、秋川湖に行った。
 6時半開門の10分前くらいに行ったのだが、いつもなら、何台も並んでいる車が1台もない。路面が凍結するということだったので、日の出前に来る人はさすがに一人もいないようだ。
 開場時に、一人来て7時前に入場。入り口近くの「やなぎ」に釣り座を構える。ほぼ貸し切り状態。
 フロートチューブネコガム黄色で始めるが、寒さのせいか、なかなかアタリがない。
 入念にラインと、ガイドには、潤滑剤を施してきたのだが、ガイドがすぐに凍り始める。しょっちゅう水にロッドをつけて溶かさなければならなかった。
 しばらくして、これアタリ?、というようなラインの動きに合わせるとヒット、しかし、ネットイン直前にバレてしまった。
 7時半頃連続して37㎝と43㎝が釣れ、8時半頃にも44㎝が釣れたが、その後は、なかなか釣れない。
 ガイドの氷にラインが傷つくのか、ラインブレイクが多発、ガイドが凍りついたままキャストして、タックルごと切れてしまうこともあった。食いも浅いためアタリがとりづらく、バラシが多い。
 ロストしたタックルを作り替えるのも、フライの交換にも手がかじかんで時間がかかった。
 そんな中、11時台には何とか3匹釣ることができた。
 しかし、気温は上がらず、覚悟はしていたが、予想以上。お昼の外気温0.3℃、体が震え、あまりの寒さに、受付に使い捨てカイロをもらいに行った。
 昼食のカップ麵の温かさをしみじみとかみしめ、午後も頑張ったが、午後は3匹釣れたのみ。
 4時40分納竿。釣場を後にする時には誰もいなかった。
 こんな寒さはではまともな釣りはできないということを思い知ったが、今まで体験したことのないことが多かったので、いろいろと興味深く、楽しかった。
 しかし、別な日にしたほうがよかった、とも思う。
 帰宅して、配偶者に「それでも、1番に行って、最後まで居たんだ」とあきれられた。 

 釣果
 ニジマス9匹、バラシ7、最大47㎝、平均41㎝
 DATA
 ロッド:ファインテール・マルチピースモデルFTXー50/5565L
     クレイドルCD50UL-4
 リール:アルテグラ#2000HG、サハラ#2000
 ライン:PE0.8号
 リーダー:フロロ1.5号
 ピペット:フロロ1.2号
 フライ:フロートチューブネコガム(茶色、黒、黄色)、チューブネコガム(白)
 釣り方:ダウンショットリグによるボトムスキャニング

1月18日 本牧釣り施設

 久しぶりに、本牧釣り施設に行った。本当に久しぶりの海釣り、記録を見てみると5年ぶりの本牧釣り施設である。台風被害や、コロナ禍中、2時間以上かけて坊主覚悟の釣りに、足が遠のいてしまっていた。
 何年ぶりかで、HPをのぞいてみると、なんとブリがあがっているではないか。スズキも複数本あがっているので、これは行かねばならない。
 とはいえ、200人以上の釣り人がいる中で、1本釣れるかどうかのブリや、数本あがるスズキは、ほとんど釣れるみこみはない。しかし、コノシロがたくさん釣れているということなので、行ってみることにした。
 6時半頃釣り施設に到着。以前は並んでいた人が一人もいないので、スタッフの方に、開場しているか聞いたところ、まだ、別なところにもう50人ほど並んでいるとのことだった。5年前とは並ぶ場所が変わっていた。
 後ろに並んでいた年配の夫婦の方と話をした。毎週のように来ていることなのだが、ブリや、スズキをルアーで狙ってもなかなか釣れない、ほとんどは、泳がせ釣りで釣れているとのこと。コノシロは、小骨が多くてあまりおいしくは食べられない、など話してくれた。

 7時開場。沖桟橋に、釣座を構え、サビキ仕掛けを置き竿にして、ルアーを投げた。
 久しぶりに20gを超えるルアーを投げると、ちょっと戸惑ったが、すぐに感覚を取り戻した。しかし、ルアーにもサビキにも、まったく反応なし。
 9時過ぎにやっとコノシロが、釣れる。その後コノシロは結構釣れた。
 ルアーには何の反応もない。そうこうしている内に右手、3人目くらいの人が80㎝を超えるスズキをあげる。コノシロの泳がせ釣りだそうだ。僕も、泳がせ釣りをしてみるが、かえしのない針では、しばらくすると、針が外れてしまったり、隣のサビキにお祭りして、難儀した。
 6号のバケに主にかかっていたが、サバは、白のガムに来た。このガムのサビキ針を隣の若者が、見せてくれと行ったので、鹿皮だと説明した。すると初めて見た、勉強になります、などと言っていた。
 さて、サビキ釣りは普通コマセを使うのだが、僕は使わない。そもそも、このコマセが嫌いで、疑似餌に興味を持ったのだ。
 それなのに、使っている人に比べ遜色なく、むしろ釣れている。いったいどうしたわけだろう。市販のサビキ仕掛けと違うのは、バケを黒のスレッドで結んだことだ。つまりヘッドがついたようになったバケ針を使ったことによる効果だと思われる。このヘッドが、幼魚の目のように魚には感じられるのではないだろうか、と考えた。
 結局、ルアーには何の反応もなかったが、コノシロは18匹も釣れた。コノシロとサバ コノシロを三枚におろす













 1時前に納竿。帰宅して、コノシロを三枚におろすのが大変だった。一部は酢漬けにするために塩をして、冷蔵、残りは冷凍。サバは、みそ煮にしていただいた。
 海の釣りは、キャッチ&イートが基本だが、5年ぶり、たくさん釣れた時は、魚の処理が大変だということを改めて感じた。

釣果:コノシロ26㎝~30㎝18匹 サバ30㎝1匹
Data
ロッド:ワールドシャウラツアーエディション2752-5 トラスティックS710-810M
リール:アルテグラ#3000 #4000
仕掛け:サビキ バケ丸セイゴ6号、8号 トラウトガム丸セイゴ6号

初釣り もっこく池

もっこく池 (5) 今年の初釣りは郷里のもっこく池。コロナが始まった3年前の3月に初めて来て以来2度目である。今回は地元に住む高校、大学の後輩に車で送ってもらった。7時40分頃もっこく池に到着。
 お正月休み、すでに何台か車が止まっていた。後輩いわく、普段は、止まっていても、1台か2台。
 その車でルアーマンが準備をしていた。声をかけると初めて来たのだとのこと。
 インレットの左に釣座を構える。離れて点在する釣り人の様子を見ると、ほとんどルアーマン。
 あまり釣れていなないようだった。
 黄色のネコガムで始める。池はかなり深く、底にたっするまでの時間から、5mくらいかと思われる。とりあえず、底をひいてみるが、なかなかアタリがない。何度かフライをかえたあと、茶色のネコガムに小さなアタリがあり25㎝ニジマスが釣れた。
 しかし、その後もアタリはなくカラーローテーションやフライを変えて、ひと回りして黄色のネコガムを使ったところ、アタリ!強い引き、ドラグが鳴った。こちら側にに泳いだので、一瞬バラしたと思ったがネットイン、44㎝のニジマスが釣れた。
 その後、やはりほとんどアタリはなく、2時前に納竿。
 しかし、今日は坊主でもしょうがない、と思っていたので、44㎝が釣れたのは、とても嬉しかった。
もっこく池ニジマス25㎝
もっこく池ニジマス44㎝








 帰る頃には10人以上の釣り人がいたが、ほとんどがルアーマン。そのなかで、餌のぶっ込み釣りのような釣り方をしている2人組は、沢山釣っていたようだ。やはり餌は釣れる。そして、魚はいるのだな、と思う。
 途中天気雨が一時降ったが、雨具を使うことなく、いいお天気だった。
 ロケーションは素晴らしく、後輩はこの景色を観るために時々訪れているという。
 釣り人のマナーや、利水組合の方々の努力で、この環境が保たれているのだな、とあらためて思った。
 また、ぜひ来ようと思う。
もっこく池 (4)もっこく池 (7)

DATA
ロッド:ファインテール マルチピースモデル
リール:アルテグラ#2000
ライン:0.8号
リーダー:フロロ1.5号
ピペット:フロロ1.2号
フライ:フロートチューブネコガム(茶色、黄色)
釣り方:ダウンショットリグによるボトムスキャニング

プロフィール

森秀文

Author:森秀文
多摩美術大学絵画科卒
長く木版画の制作にいそしむ。
1991年頃よりオカリナの制作を独学で始める。
オカリナ演奏を山本千恵子に師事。
ギター演奏を長谷川郁夫に師事。
現在「くじらギター重奏団」メンバー。
ルアー・フライフィッシング、野菜の栽培も行っている。

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