久しぶりに、本牧釣り施設に行った。本当に久しぶりの海釣り、記録を見てみると5年ぶりの本牧釣り施設である。台風被害や、コロナ禍中、2時間以上かけて坊主覚悟の釣りに、足が遠のいてしまっていた。
何年ぶりかで、HPをのぞいてみると、なんとブリがあがっているではないか。スズキも複数本あがっているので、これは行かねばならない。
とはいえ、200人以上の釣り人がいる中で、1本釣れるかどうかのブリや、数本あがるスズキは、ほとんど釣れるみこみはない。しかし、コノシロがたくさん釣れているということなので、行ってみることにした。
6時半頃釣り施設に到着。以前は並んでいた人が一人もいないので、スタッフの方に、開場しているか聞いたところ、まだ、別なところにもう50人ほど並んでいるとのことだった。5年前とは並ぶ場所が変わっていた。
後ろに並んでいた年配の夫婦の方と話をした。毎週のように来ていることなのだが、ブリや、スズキをルアーで狙ってもなかなか釣れない、ほとんどは、泳がせ釣りで釣れているとのこと。コノシロは、小骨が多くてあまりおいしくは食べられない、など話してくれた。
7時開場。沖桟橋に、釣座を構え、サビキ仕掛けを置き竿にして、ルアーを投げた。
久しぶりに20gを超えるルアーを投げると、ちょっと戸惑ったが、すぐに感覚を取り戻した。しかし、ルアーにもサビキにも、まったく反応なし。
9時過ぎにやっとコノシロが、釣れる。その後コノシロは結構釣れた。
ルアーには何の反応もない。そうこうしている内に右手、3人目くらいの人が80㎝を超えるスズキをあげる。コノシロの泳がせ釣りだそうだ。僕も、泳がせ釣りをしてみるが、かえしのない針では、しばらくすると、針が外れてしまったり、隣のサビキにお祭りして、難儀した。
6号のバケに主にかかっていたが、サバは、白のガムに来た。このガムのサビキ針を隣の若者が、見せてくれと行ったので、鹿皮だと説明した。すると初めて見た、勉強になります、などと言っていた。
さて、サビキ釣りは普通コマセを使うのだが、僕は使わない。そもそも、このコマセが嫌いで、疑似餌に興味を持ったのだ。
それなのに、使っている人に比べ遜色なく、むしろ釣れている。いったいどうしたわけだろう。市販のサビキ仕掛けと違うのは、バケを黒のスレッドで結んだことだ。つまりヘッドがついたようになったバケ針を使ったことによる効果だと思われる。このヘッドが、幼魚の目のように魚には感じられるのではないだろうか、と考えた。
結局、ルアーには何の反応もなかったが、コノシロは18匹も釣れた。

1時前に納竿。帰宅して、コノシロを三枚におろすのが大変だった。一部は酢漬けにするために塩をして、冷蔵、残りは冷凍。サバは、みそ煮にしていただいた。
海の釣りは、キャッチ&イートが基本だが、5年ぶり、たくさん釣れた時は、魚の処理が大変だということを改めて感じた。
釣果:コノシロ26㎝~30㎝18匹 サバ30㎝1匹
Data
ロッド:ワールドシャウラツアーエディション2752-5 トラスティックS710-810M
リール:アルテグラ#3000 #4000
仕掛け:サビキ バケ丸セイゴ6号、8号 トラウトガム丸セイゴ6号